大人な嗜み。
私は人からの誘いには乗る方です。
相手にもよりますが、、、
乗って後悔する事もたま~にありますが。。。
昨日お友達に誘われて初めて日本の伝統文化の歌舞伎を鑑賞しました。
先代の勘九郎さんが始められた歌舞伎ですね。
当時から知ってはいましたが興味はありましたが観に行くまで
行動には移せてなくて。
ちょっと大人なお値段もしますしね(ヒソヒソ)
西の丸庭園自体初めて行きました。
大阪平成中村座
木々の紅葉と銀杏並木がとても綺麗でした。
記念に。
小屋の後ろはこんな感じ。
最後に大仕掛けがありますからね~
入口を進んで やはり初見だし不安なのでイヤホンガイドとやらを購入。
時代物だし言葉も口調も独特だから解説してくれるんですね。
海外公演とかで翻訳したりとか聞きますよね。
席は2階席でなんと場内撮影OKだったのでパシャリ
大入り満員ですね。 やはり年齢層はお高めで でも若い方も
ちらほらいらしてお着物のご婦人方とかも多かったです。
1幕と2幕の2つの演目で幕間も30分程あっての3時間半位ですね。
内容はやはりガイド買ってよかった。方言と言い回しが独特なのでガイドでの
説明を聞きつつなんとかついて行ってました。
シリアスからちょっとした笑いもあって
でもやっぱり難しいところもあったけれど これが日本の伝統芸能なんだなと。
その昔、学校の課外授業で能を観にいったのですが年齢もあるかもですが
もうさっぱりで… 歌舞伎だったらもう少し楽しめたかなって思いました。
中村勘九郎、七之助兄弟は小さい頃から特番で密着のヤツとか観てたので
大きくなったな~なんて思いました(笑)
そんなに歳変わらないんですが( ´艸`) 親戚感覚になっちゃいますね。
最後の大仕掛けの舞台の後ろが取れて大阪城天守閣が観える演出なのですが
私は2階席だったので残念ながらお城の下の木々しか見えなくて・・・
それが唯一の残念なトコロでした。
終演後出ると綺麗にライトアップされた天守閣が
まるで白鷺城みたいだなぁ って褒めてるのか微妙ですが・・・
演目中によく映像では見聞きしてた 『よっ!中村屋』とか『成駒屋!』とか
声が飛んでたのですがあれは常連の方なのかよく通る声で言われてて
本物だ~って思ったり 仮設のトイレが長蛇の列になるのですが係りの方の迅速な
慣れた言い回しが面白くて
1列に並ばされたお客さんがベルトコンベアーに乗せられた如く
『こちらもう少し詰めてくださいね~』『お姉さん壁に沿って並びましょう』
『スリッパの数と個室の数は同じなのでスリッパが並べば迅速に入りましょう』
『扉を締め切ってしまうと分からなくなるので少し扉を開けて出ましょう』
等々。 とにかく中村座名物とされるトイレ前のアナウンスの言い回しが
慣れすぎててツボでした。
大人の嗜みとしてまたいつか歌舞伎鑑賞したいなって思いました。